奈良県の宇陀郡と三重の津市の県境にある標高1235mの三峰山(みうねやま)。冬は霧氷で人気の山です。
三峰山霧氷まつり
三峰山の霧氷まつりは毎年1月から2月の土日祝で開催されています。
2024年は1月20日から2月18日で開催です
2年振り2度目の三峰山。2年前は霧氷なしでしたが、今年はまさしく霧氷まつりでした!
初級雪山登山で素晴らしい霧氷の世界を堪能できます。
榛原駅からバスでみつえ青年旅行村に到着。この日は3台のバスが出ていました。
3台目は満席ではなかったようですが。バスはこの管理棟の向こうに到着。
管理棟横の屋根がある場所にベンチが沢山あるので、そこに荷物を置いて準備ができます。
こちらがお手洗い。管理棟から道を隔てて右手にあります。とっても綺麗です。
とりあえずゲイター(スパッツ)だけ着けて出発します。バスが来た車道を元来た方へ歩き始めます。
この標識が見えたら右へ入ります。
まだしばらく舗装道路が続きます。
しばらくすると舗装道路から林道に。しかし全く雪は見当たりません。
先週の金剛山の方が林道に入ると少し雪が残っていて、川も凍ったりしていましたがこちらは川も普通に流れています。
登尾ルートから上る場合はこの橋を渡っていきます。私は上りは不動の滝ルートにしたのでここはスルーしてそのまま進みます。
この不動滝ルートの標識の所まで来たら山に入って行きます。
参籠所。大きく立派な天狗のお面が掛かっています。この横を進みます。
落差21mの不動の滝。滝ってパワーを与えてくれる感じがするからか見ると癒されます。
下の写真は2年前のものです。今日と違って一部凍った姿が見れました。
滝を堪能したら、橋を渡って行きましょう!
しかし雪が全然無い。。(泣)
と思っていたら雪きました!この先の上りを見ると雪道になっていたので、丁度開けたこの場所でチェーンスパイクを装着しました。
考えたら前回もここだったような。丸太が沢山横たわっていて荷物を置いたりするのにも最適な場所です。
写真の木々の後ろの白い斜面を上がっていきます。この先にも少し開けた場所があるのでここで装着しなかった人達はそちらで準備されていました。
やっとテンションが上がってきました。
つづら折りの山道を延々登っていきます。
今回は自分のペースで歩けましたが、前回は人も多くて、道幅も狭いので列になって歩く羽目になりました。
前方に五本杉避難小屋が見えてきました。
ここに上がってくると急に強風で寒い!!
小屋の中で一旦休憩したいのですが満員のため諦めて山頂を目指します。
とにかく風が冷たく、すごく寒いです。さっきまでと全く違う。
本格的に雪景色になってきました!霧氷に浮かれてたら、下りてきた人達にこんなもんじゃないよ上は~、とお声をかけて頂き。楽しみが止まらない(嬉笑)。
山頂の方へ向かいます。
Wow!と叫びたくなる霧氷の通り抜けです。ここから足が進みません。周りでも同じように足が進まなーいと言って写真を撮りまくっている方達が(笑)。
モコモコ4選。樹々によってつき方が違って、いろんな造形になっています。
綺麗すぎてテンションMaxです
一瞬でしたが青空に。この瞬間を逃さぬよう写真を撮りまくり(笑)。
やっぱり霧氷は青空に映える。
そしてこれが2022年にみた富士山(のはず?)と思しき写真。大分ZOOMして撮っているのでぼやぼやですが。
周りの人たちもヒソヒソとそうじゃないの?そうでしょう、と言い合っていました。
クマが木の上で休憩。
こちらの枝には雪だるまの集団が。
三峰山では皆さん小さな雪だるまを作成して枝に乗せて行かれるようで前回はあちこちでみかけましたが、今回はここに集中していました(笑)。
霧氷に夢中になりなかなか進みませんでしたが、気付けば山頂に。
<山頂の右手の方から八丁平へ向かいます。
八丁平に到着!!広い野原の様な見晴らしの良い場所です。多くの方がここでランチ休憩を取ります。しかし吹き曝しで風が強くて寒っ!
私達はランチは下山してからの予定ですがおやつ休憩を。前回は真っ白でしたが、今日は雪もほぼありません。
とにかく風を避けれる木陰でお湯を沸かしモンベルのチャイで温まります。どんどん曇ってきて寒いので早々に下山開始。
みつえ青少年旅行村へ向けて下山。ここから山頂ヘは戻らず五杉避難小屋へ向かいます。
クリスマスな感じです。
最後に霧氷を堪能。名残惜しいです。
下りは登尾ルートから下山します。
こちらの方が緩やかに登れるのでこちらのルートを上り下りに利用されると体力的には楽だと思います。
こちらもつづら折れになっていますが、不動の滝ルートよりはなだらかになっています。
雪がすっかりなくなってしまったので、ここでチェーンスパイクを外します。ここから手に持ったまま下ります。
この後にお手洗いもある小屋があります。水場もあるのでそこでチェーンスパイクを外せば、洗って片付けてから下山できます。と後で気付きました。
階段の下に道路が見えます。
道路を横切ると小屋が。お手洗いもあります。ここでチェーンスパイクを洗えますが、先客もいたのでそのまま下りました。
登山口の林道に向けて階段道が続きます。
行きにここを右手に橋を渡れば、、に出てきました!
あとは林道を歩いて旅行村に戻り下山。おつかれ山。
山頂ではひと時青空にも恵まれ大大満足。2年前の三峰山、去年の高見山そして今回三度目の正直で本当に霧氷まつりでした。
金剛山の霧氷もとっても良かったのですが、三峰山は霧氷のトンネルをくぐり抜けて歩ける感じが感動します。
もう少し近いといいのですが、神戸方面からは結構な遠出。霧氷まつりの期間も短いのでワンシーズンに1回くらいしか足が向かないのが。。それでも日帰りでこれだけの雪山を満喫できるのでおススメです。
登山ルート
アクセス
去年の高見山と同じ榛原駅から霧氷バスが出ています。
去年はJR 鶴橋駅→近鉄鶴橋駅→榛原駅の乗換にしていましたが、鶴橋から乗車する人が多いので座れない確率が高い、ということを去年実感しました。
JR以外利用の方なら始発の近鉄大阪上本町駅から乗車するのがおススメです。朝早くて電車の本数も限られるので、どちらにしても最寄り駅から乗る電車の時刻は変わらないかと思います。
こちらは2024年度の高見山の霧氷バスです。
高見山は2月25日が最終です。
前回は駅への直行便にしました。
霧氷バス以外でのアクセスは?
三重交通のわくわくバスとふれあいバスを乗り継いで登山口に行くとこができます。平日•休日ダイヤ共に乗継可能なのは往復ともに1本です。
行きは霧氷バスと同じく近鉄榛原駅ですが、帰りは近鉄名張駅になります。
こちらの御杖村の案内をご参考にしてください。
登山中のお楽しみ
山頂近くになってきて可愛い標識が設置されているのに気づきました。御杖村小学校の児童のお手製の標識です。可愛い!!山頂までの道のりを癒されました。
これは一部ですが、このように100mごとに作成してくれているようです。作成した本人達も登ってきて自分が作成した標識を見つけたら嬉しいですよね。
下山後のお楽しみ
前回は駅への直行バスにしましたが、16時まで時間を持て余した(霧氷もなかったので)こともあり、今回は温泉行に乗ってみました。
霧氷まつり
バスの乗降場所となるみつえ青少年旅行村で、霧氷まつりのイベントを期間中の土日祝開催されています。特産物やオリジナルのTシャツ等の販売をされています。
今回はお餅入りの豚汁と食後にコーヒーを飲みました。前回も購入しましたが色々なお漬物も販売されていて、試食もでき、赤カブやダイコン(辛子の効いた)の漬物が私は気に入ってます。
豚汁は14時前には完売していました。私はギリギリ食べることができて良かったです。
姫石の湯
道の駅にある天然温泉施設「姫石の湯」。
霧氷バスの乗客だと入浴料800円から100円引きとオリジナルタオルのプレゼントが付いています。
ここまで乗ってきたバスは停車して時間になったら出発なので、同じバスに乗って駅に向かいます。なので、貴重品以外の荷物は置いて入浴に行くことができるのです。
勝手知ったるの皆さんは、準備済みの小袋やエコバックに入った入浴セットを片手に降りて行きます。ま、確かに観光バス約2台分の登山者がザック持参で一度に押し寄せたら迷惑ですね(笑)。
1時間ちょっとなので私は最初からご飯狙いでここに来ました。
食事、買物
温泉施設の中に和室の広々としたお食事休憩処があります(入浴をしなくても食事のために施設に入れます)。食事はセルフサービスになります。メニューは色々ありました。
霧氷まつりで豚汁も食べていたので、にゅう麺セットをシェアし、大和牛コロッケを付けました。
この大和牛のコロッケ、揚げたてですごく美味しかったです。にゅう麺はやさしいお出汁でさらっと食べれちゃいます。
食後もそのまま、まったりと過ごしていても時間的に?混んでいなくて大丈夫でした。
バスの時間までまだ余裕があるので、私達は隣の施設の「農産物特売所」へ行きました。朝どれ野菜や色々な加工品などが置いてあります。
野菜はすごく安く販売されていますが、時間的に大分売り切れた後でした。
まだ帰宅まで道のりが長いので、持てる程度で少し野菜などを購入。あと美味しそうな苺大福が売っていたのでそれも購入。大福はその場で完食、美味しかったです!
多くの方が入浴目的でしたが、私のように入浴せずに食事をしたり、休憩に温泉経由バスにされた方も他にいらっしゃいました。おススメです。
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