大菩薩嶺

夜行バスで山梨県の大菩薩嶺への日帰り遠征です。(2024年11月23、24日)

大菩薩嶺

秩父多摩国立公園を代表する山の一つで、甲州市と北都留郡丹波山村に跨る標高2057mの山で日本百名山にも選ばれています。初心者から楽しめるので大人気の山。2000m超ですが、登山バスで1600mの登山口のある上日川峠まで行けちゃいます。

人気の百名山

当初別の山へ行く予定にしていたので、夜行バスは終点の甲府駅ではなく韮崎駅で下車。

韮崎駅から電車で登山バスが出ている甲斐大和駅へ移動。

韮崎駅のホームからの富士山。ホームはめちゃくちゃ寒かったですが、この景色を見れれば、、でも寒さには勝てないので待合室へ。

甲斐大和駅到着、何もありません(笑)

これは外からの写真ですが、奥の改札から出ると、ソファと自販機があります。

ここも寒いですがバス停にまだ行列ができていないのならこちらで朝ごはんを食べてもいいかも。

まやっコ
まやっコ

東京方面からの方々は私達の後の電車なので、まだ余裕でしたよ。

駅を出て右側に進むとバス停があります。(写真は帰りに撮影したもので、私たちがバス停に到着した時は6人位並んでいました)

綺麗なお手洗いもすぐ後ろにあるので安心。

バス停の向こうにいらっしゃるのは??

武田勝頼公と書いてある。。

ちょこっと歴史

こんな立派な像があるくらいだから有名な武将?武田と言えば武田信玄しか思いつかないけど?
そう、その信玄の四男で、甲斐の国を治めた有名な武将だったそうです。(恥笑)

信長・家康の連合軍による甲州征伐から逃れるため、現在の甲斐大和からバスで行ける天目山栖雲寺を目指しますが、山麓の田野の地で一族は自刀し終焉を迎えました。

家康により建立された景徳寺は勝頼公、北条夫人、嫡男信勝公の菩提寺となっています。

(甲州市が提案されているハイキンコースで所縁の地を歩いて(バスを使って)巡るのも楽しそうです。

まやっコ
まやっコ

登山の話へ戻しまして、、

定刻よりも早く始発のバスが到着し、同時に臨時便も2台用意されていました。

私は始発便に乗れ、満席になり次第予定より早く出発しました。

登山口にはお手洗い、ロッジ長兵衛があり、そして駐車場もあるためバスで到着した人、車で来た人で大賑わい。

まやっコ
まやっコ

お手洗いは混雑していたら、福ちゃん荘の所まで行けばあります。

すでに南アルプスが見えている。

では出発。ロッジ長兵衛の脇に登山道があります。

右手に車道があります。そちらからでも福ちゃん荘までは行けます。

ま、登山に来ているのでもちろん山道で。下山時は車道を利用されてる方も多かったです。バスの時間が迫っていたらその方が早く下りれるでしょうね。

少し霜がおりていました。

福ちゃん荘に到着。

ベンチもいくつかあり、綺麗なお手洗いもあります。

ほうとうは予約必須だそうです。

唐松尾根から大菩薩嶺を目指します。

一般的には大菩薩嶺、大菩薩峠の周回コース。私は左回りで。

とっても歩きやすい道。

少しずつ上りが始まります。

まやっコ
まやっコ

さぁ振返ってみましょう!

きゃー絶景!!富士山と大菩薩湖。

この日は?も?多くの登山者がいたので、上りは渋滞気味。

でも振り返れば。。ご褒美が。なのでゆっくり絶景を楽しみながら登りたいので丁度いい。

雷岩手前は少しガレています、が気を付けて歩けば問題なし。

雷岩に到着

霜柱がありました。

ここで雷岩につられてそちらに行ってしまいますが、、先に左手の方から大菩薩嶺山頂を目指します。

まやっコ
まやっコ

私は雷岩からその先へ行きかけて、あれ?大菩薩嶺山頂って?

逆戻りする羽目に。

山頂へは樹林帯を少し歩きます。

登山者が集まっていると思ったら、まさかのここが山頂。眺望ゼロ。

サクッと記念撮影で直ぐに雷岩へ戻りました。

再び雷岩の上へ。(笑)

楽しまずにはいれない絶景。

雷岩からの景色を堪能したので大菩薩嶺峠に向けて出発。

大菩薩嶺峠へは絶景を眺めながらの稜線歩き。

標高2000mの標識。

塩山市(えんざん市)となっていますが、2005年に塩山市は甲州市に含まれたそうで、今となっては貴重?な標識ですね。

振り返ると結構歩いてきました。

賽ノ河原避難小屋

大菩薩嶺峠まで少し登りがあります。

親不知ノ頭。

絵になる眺望が続く、夢のような登山道です。

大菩薩峠、介山荘が見えてきました

大菩薩峠到着。

南アルプスの山々がずらっと。

眺めは最高です。

ではランチを介山荘でいただきます。

色んなグッズがありましたが、我慢(笑)なんと大菩薩嶺以外の百名山のバッチまで(登頂したのに買い忘れていた場合はここで手に入ってラッキー?)。

味噌おでんと煮込みおでん。

注文窓口の向かいにテーブルとイスがあり、何か購入した人はここで食べれます。

どちらも美味しかったです!

体も温まり大満足。

ランチ休憩も終わり下山開始です。

小屋を通り過ぎるとお手洗いがあります。その手前を右手に。

下山の道は整備された歩きやすい道が続きます。

岩に苔が、八ヶ岳のような癒される自然が広がっています。

癒される道が続きます。

下山時も福ちゃん荘を通ります。ランチの人で大賑わい。

甘酒でも飲みたいなと思いましたが、大盛況の混雑で大分待たないといけないということで諦めました(笑)

あとはバス停までひたすら下る。車道から下山されていく方も多いです。

予定より早いバスに間に合いました。

大人気な山なのが納得の大菩薩嶺でした。

ルート

上日川峠登山口 30分 ⇒ 福ちゃん荘 1h10(唐松尾根)⇒ 雷岩 8分 ⇒ 大菩薩嶺 8分 ⇒ 雷岩 25分 ⇒ 賽の河原避難小屋 13分 ⇒ 大菩薩峠・介山荘 40分 ⇒ 富士見平 5分 ⇒ 福ちゃん荘 25分 ⇒ 上日川峠登山口

コースタイム:約3h45 7.7km
※お手洗いは登山口、福ちゃん荘、介山荘

まやっコ
まやっコ

今回は上記の一番メジャーなルートで周回しましたが、

他にもバスでアクセスできる丸山峠、石丸峠経由のコースですと、、

丸山峠経由

大菩薩嶺峠登山口 25分 ⇒ 丸川峠登山口 2h20 ⇒ 丸川峠・丸川荘 1h20 ⇒ 大菩薩嶺 8分 ⇒ 雷岩 25分 ⇒ 賽の河原避難小屋 13分 ⇒ 大菩薩峠・介山荘 40分 ⇒ 富士見平 5分 ⇒ 福ちゃん荘 25分 ⇒ 上日川峠登山口

コースタイム:約6h 10.5km 

石丸峠経由

石丸峠入口(小屋平)1h ⇒ 石丸峠 30分 ⇒ 大菩薩嶺峠 15分 ⇒ 賽の河原避難小屋 45分 ⇒ 雷岩 8分 ⇒ 大菩薩嶺 8分 ⇒ 雷岩 50分 (唐松尾根) ⇒ 福ちゃん荘 25分 ⇒ 上日川峠登山口

コースタイム:約4h 6.7km 

まやっコ
まやっコ

小屋やテント場もあるので泊まりで奥深く楽しめそうです。

山と渓谷より

アクセス

往路

①なんば21:40発 → 大阪(東梅田)22:00 → 京都駅 23:03 → 甲府駅 7:12着
近鉄バス(クリスタルライナー) 9900円

②甲府駅 7:21発 → 甲斐大和駅 7:51着 JR中央本線 510円

③甲斐大和駅 8:10発 → 上日川峠 8:51着
栄光交通バス 1000円(2024年度週末運行は4/20~12/15)※現金のみ

★実際は高速バスを 韮崎駅7:20頃(到着予定6:30)で下車。
 韮崎駅6:28発 → 甲斐大和駅7:13着

東京方面から7:40着の電車で一気に大勢の登山客が到着するのでそれより前に到着できました。ただ高速バスが予定どうりなら上記の甲府駅からと同じ電車になってしまうのですが。。

韮崎駅も甲斐大和駅も駅前には売店やコンビニはありません

まやっコ
まやっコ

丸山峠ルートの大菩薩嶺登山口の場合は、

①甲府駅 7:21発 → 塩山駅 7:41着 JR中央本線 330円 
もしくは 韮崎駅 6:43発 → 塩山駅 7:27着 590円

②塩山駅 7:35発 → 大菩薩嶺登山口 8:02着 山梨交通 300円 

まやっコ
まやっコ

石丸峠入口(小屋平)へは今回利用した上日川峠行きのバスで、終点手前小屋の小屋平バス停で下車。

復路

①上日川峠 13:00発 → 甲府駅 13:45着

②甲斐大和駅 14:12発 → 甲府駅 14:44着

③甲府駅 21:30発 → 大阪(東梅田)6:55着

⚠︎公共交通機関の料金•時刻等は都度ご確認下さい。

下山後のお楽しみ

予定より早く甲府駅に戻って来たので、今回は初めて甲府駅周辺を散策してみました。

何気に目をやると富士山!あんなに大きく見えるなんて。

カフェ

とりあえず休憩、と思い良さげなカフェを見つけました。

甲府駅北口から歩いて5分ほど北へ。

AKITO COFFEE、雰囲気良さげ。

ショーケースには数種類の美味しそうなパウンドケーキや他焼菓子が。

カフェラテとラズベリー&チョコレートパウンドケーキ。

見た目アメリカンなケーキですが、甘さはかなり控え目でコーヒーに合い、カフェラテ共々とっても美味しかったです。

大人気のお店のようでイートインも満席、テイクアウトも列をなしていました。

近くにあったら通いたい!

まやっコ
まやっコ

駅からの通り道にはほうとうで有名なお店小作があり、行列でした。人気店ですね。

観光

前回来た時に気になった駅北側線路沿いにある甲州夢小路へ。

江戸時代小江戸と呼ばれた頃を感じれるような雰囲気で作られた、特産品などの販売店や飲食店のエリア。

ワイン屋さん、天然石のアクセサリー店、信玄餅のソフトが食べれるカフェ等々。。

富士山まだ見えてる!

次は甲府城跡へ。こちらは駅の南側にあります。

甲府城

舞鶴城、赤甲城などとも呼ばれていた甲府城。豊臣秀吉が天下統一後に築城を命じてできたお城だそうです。

明治に入り廃城となり、内城部分を残し取り壊され、現在は舞鶴城公園として整備されています。

甲府城跡

「関東の富士見百景」に選ばれているだけあって天守台から360度の眺望は素晴らしいです。

富士山見納め。雲のない日にここからの富士山を見てみたい。

夜ご飯

まやっコ
まやっコ

甲府駅での3度目のご飯はもちろん、、

北岳入笠山の記事を読んで頂いた方はあの店か?と思われてるかもしれませんが、その通り一草庵紬へ今回は行きたい!

下山後予約の電話をしてみると、、まさかの本日貸切。って。。そんなことある?何でよりによって今日なんだ(泣)

またしても行けず。

天候などでギリギリで遠征を決行するかを決めるのでなかなか事前にお店の予約をしづらくてこの結果。

観光後、気を取り直して早めにお店探し。

駅の南側、歩いて5分くらいのところにある人気のお店、寿司酒場だるびっしゅへ。

予約の時間までの利用ならということで入店できました。

刺身はものすごく分厚くてびっくり。マグロ好きな人には特におすすめです。

左下の突き出しのサーモンも美味しかったです。

まやっコ
まやっコ

大菩薩嶺も登山後も満喫の遠征でした。

☝こちらもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました