燕岳(北アルプス)プラス松本観光

山小屋泊の燕岳

遠征を始めたころに一番行きたいと思っていたのが燕岳でした。初めての北アルプスにおススメ、そして人気の燕山荘がある山。

高山植物の女王と言われるコマクサが咲いている時期ではなかったのが残念でしたが、山頂からの眺めは素晴らしく、イルカにも会え、大満足の燕岳でした。

この燕岳は2019年10月4日~6日に松本市で前泊、山頂泊の2泊3日の山行記録です

登山口 ここに中房温泉もあります。

紅葉も楽しめました、あのトンガリが顔を出してます!!

登山道は分かりやすく、燕岳までひたすら登る。第1ベンチ、第2ベンチと休憩できるようになっているので自分のペースで休憩しながら登れます。

登山口から3時間程で合戦小屋があります。こちらで昼食を食べたり、お手洗い休憩ができます。

燕山荘が見えてきました。あと少し!

小屋の手前のテント場。山小屋もテント場も大勢の登山客で賑わっていました。

宿泊手続きをし、ザックを置いて空身で山頂へ向かいます。

夏には高山植物の女王コマクサが斜面を彩っています。次はコマクサの季節に是非きたいです。

燕岳と言えば、、イルカ岩。反対から見るとこんな感じ。えっ??

イルカ岩

そしてこちら側が会いたかった山のイルカ。本当によくこんなに見事にイルカの姿になったものだと不思議です。

燕岳山頂、360度絶景。

富士山が見えるのと同じくらいテンションを上げてくれる槍の姿。

日の入り。

燕山荘と全く上手く撮れてない月(恥笑)。

山小屋で泊まって1番の楽しみ。多くの登山客と一緒に日の出を待ちます。

山で拝む日の出は何物にも代えがたい瞬間です。

朝一に槍を拝める絶景。

2日目は雨の中の下山開始(泣)

下山する人はみんな同じようにスタートするので、結構渋滞な感じで、後ろから追い立てられるので早い人には無理なら譲る、でもそれもきりがないので頑張って下る。

気付けば結構早いペースで下山していました。お陰でバスまで時間に余裕ができ、混む前にゆっくり温泉に入れました(笑)

登山ルート

【1日目】
中房温泉 燕岳登山口 40分 ⇒ 第1ベンチ 35分 ⇒ 第2ベンチ 35分 ⇒
第3ベンチ 40分 ⇒富士見ベンチ 30分 ⇒ 合戦小屋 1h10分 ⇒ 燕山荘

受付を済ませ空身で山頂へ 30分 ⇒
燕岳 30分 ⇒ 燕山荘泊
※第1~3ベンチ、富士見ベンチとその名の通りベンチで休憩を取れます。
コースタイム:5h10 5.6㎞

【2日目】
燕山荘 45分 ⇒ 合戦小屋 25分 ⇒ 富士見ベンチ 30分 ⇒ 第3ベンチ 25分 ⇒
第2ベンチ 25分 ⇒ 第1ベンチ 30分 ⇒ 登山口 ⇒ 中房温泉入浴
コースタイム:3h 3.9㎞

この合戦尾根ルートの往復なら日帰り登山ももちろん可能です、でも燕山荘泊はおススメです。

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よく言われる北アルプス三大急登ということで大丈夫かなと思ってましたが、摩耶山愛登者なら大丈夫!私的には摩耶山の上りも三大急登に負けてないと思いました。

登山道も整備され、危険な個所はないので順調に思いのほか軽快にどんどん登れました。いいペースで調子よくほぼ休憩せずに登ったせいで、、、合戦小屋でランチ休憩後、急に脚にきました。

最後の燕山荘までの道のりの脚が重いこと。かなりのペースダウンで燕山荘に到着。今まで経験したことのない脚の重さでした。ペース配分のミス、反省です。

関西からのアクセス

往路

ざっくりには

大阪 夜行バス(前泊なら昼便もあり)→松本BT・JR松本駅→JR穂高駅 
乗合バス→中房温泉(燕岳登山口)

こんな感じになります。私は朝大阪を出発し昼過ぎに松本到着、松本観光を楽しみ、翌朝始発で移動しました。


阪急バス
大阪 21:40発 → 松本BT 6:20着 7300円
※新大阪、千里中央、京都も経由します
昌栄交通
三宮20:20発 → なんば21:30 →
松本駅4:30着 7000円前後

②松本駅 → 穂高駅 JR大糸線
約30分 330円 ※始発5:56~大体30分間隔で電車はあります。
③穂高駅→中房温泉 中房乗合バス
約1時間 1500円

例えば①

松本駅始発に間に合う場合 5:56発→穂高駅 6:28着・乗合バス第2便 6:40発→中房温泉 7:35着

例えば②

松本着6:20 松本駅 6:43 or 7:15発→穂高駅 7:017 or 7:46着・乗合バス第3便 8:25発→中房温泉9:20着

復路

中房温泉発 乗合バス第2便 10:45→穂高駅 11:40着・穂高駅 12:05発→
松本駅 12:34着→松本BT 15:00発
高速バス→ 大阪梅田 20:45着(京都深草・新大阪経由)

まやっコ
まやっコ

前泊なしなら、夜行バスにして半日観光にして翌朝着の帰路もいいかと思います。

私は気づいてなかったのですが、実はアルピコバスのさわやか信州号(大阪~扇沢・白馬)を利用すれば穂高駅近くを経由するのでそこで降車すれば、乗合バス第2便に間に合うようです。
ただ、アルピコのHP見ると残念ながら2023年度は運行しませんとなっていました。

交通機関の時刻・料金等は都度ご確認の上、ご計画下さい。

登山中のお楽しみ

おススメ①

合戦小屋でのスイカ。6月中旬~9月中旬まで販売され、名物になってます。きっと暑さと疲れた体には間違いなく最高に美味しいのでは。

10月登山だったのでスイカに出会えなかったことがコマクサと出会えなかったのと同じくらい残念でした。

おススメ②

燕山荘宿泊。早めに到着して夕飯まで時間があればサンルームでケーキセットを、至福の時間になります。

あとオリジナルグッズの種類がとにかくすごい。Tシャツもいろんなデザインがあり、どれもこれも欲しくなります。

下山後のお楽しみ

登山口すぐにある中房温泉湯原の湯。下山して湯へ直行できます(笑)。

乗合バスを待つ間に汗を流せて、とっても気持ちよく帰ることができます。ザックは外に置いて必要なものだけ持って入る感じでした。

登山前のお楽しみ①

前日泊で松本市に1泊。松本と言えば草間弥生ファンなら絶対訪れてみたい松本市美術館。登山と同じくらい楽しみにしてました。

美術館入口には巨大なオブジェ、入る前から興奮します。

草間弥生
草間弥生

自販機まで草間さん仕様で可愛い!!

美術館の展示はもちろん、館外も草間さんワールドで、とても良かったです。草間さんをまだ未経験の方もぜひ訪れてみて下さい。

登山前のお楽しみ②

とっても美味しく大満足のおやつとご飯

松本市内の観光の合間に甘味屋さん竹風堂へ。お店の外観も中もとても素敵で、栗の甘味を頂きました。

夜ごはんには、松本市の郷土料理「山賊焼き」というタレ漬けした大きな鶏肉を揚げた料理が食べれるお店一歩へ。

山賊焼きの他おススメの豪快サラダといただきました。山賊焼きはものすごいボリュームで、とっても美味しかったです。

振返って

初めての松本市でしたが、大自然の中にあり、街は小さな素敵なお店がたくさんあり、もっとゆっくり滞在したいと思いました。

この時は燕岳の山行でしたが、次回は表銀座コースは無理でも、燕岳・大天井岳・常念岳の縦走とかでまた訪れたいです。

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