シロバナネコメノソウを愛でにリベンジ六甲山系

シロバナネコメノソウ

2024年3月31日、3度目の正直で今回は念願のシロバナネコメノソウを愛でることができました!

春を探しに

足の具合が不調のため今回は、今回も?石切登山口まではバス利用でスタートすることにしました。

登山口への道に入るとすぐに桜のお出迎え。しばらく歩きやすい舗装路がずっと続きます。

まやっコ
まやっコ

オウバイ(黄梅)ですが、梅かと思いきやジャスミン科だそうです。

石切道登山口ここで打越山方面、石切道(六甲ガーデンテラス方面)、住吉川(六甲最高峰方面)に分かれます。
ここは真っすぐ住吉川方面へ進みます。

石切道

有名な御影石はここ六甲山麓の御影あたりで採石された石材を御影石と呼ばれたのが始まりで、六甲山の花崗岩を切り出して運んだ道がこの石切道だそうです。

石切道を行くと六甲ガーデンテラスに着きます。

少し行くと五助堰堤が見えてきます。阪神大水害を機に六甲山地の砂防事業が進み、この五助堰堤は119番目になります。

まやっコ
まやっコ

因みにダムと堰堤は同じようで異なるもの。細かい定義と役割が違います。

①15m以上の高さがあるものをダム、それよりも低いものが堰堤。

②ダムには貯水機能が備わっていますが、堰堤にはありません。

木道を渡ると道は変わり、山の中へ入って行きます。

しばらく石畳の道が続きます。

この標識まできたら、上がらずに下へ降ります。

登山道を離れ、西滝ヶ谷へ。ここからは注意深く歩いて下さい。ここの場合、ピンクや赤のリボンが目印になりますが、初めての場合GPSは用意して行くのがベストです。

丸太の橋を渡ります。

今日歩いた感じでは、向かう方向にピンクや赤の印があります。去年はあったのかなかったのか、右往左往してしまいました。

山の中を歩くことしばし、赤い印まで来たら下ります。

左手にここを通り過ぎます。

トロッコ?が見えたら到着!!
先週雨が多かったので水量がまだ少し多めの中渡渉して群生地の方へ。

シロバナネコメノソウ

白花猫目の草。シロバナネコノメソウは本当に小さい花です。初めて見た時は想像以上に小さくて驚きました。5㎜程度の小さな花を4,5個、高さも5㎝から10㎝程。西日本に分布してます。黄花花猫の目という黄色もあり、そちらは東海地方に分布。小ささも相まってとにかく愛らしい花です。

まやっコ
まやっコ

ここから先は群生地踏みつけないようにくれぐれも足元には気を付けて歩きましょう!

シロバナネコメノソウ
シロバナネコメノソウ
まやっコ
まやっコ

ショートケーキの様で本当に愛らしい

しゃがみ込んで必死に写真を撮りすぎて疲れました(笑)。満開には早かったのですが、3度目の正直でシロバナネコメノソウを堪能できました。

道中は他にも春の花が色々と咲いていました。

まやっコ
まやっコ

六甲山系を歩くだけでも色んな種類のすみれに出会えますが、世界で400種類、日本だけでも80種を超える種類があるそうです。

こちらは同じネコメノソウ属のヤマネコメノソウ。こちらは北海道から九州まで広く生育しています。

今日は帰りのルートも同じで石切登山口へ戻りバスに乗ります(笑)。

前回は石切登山口の分岐で打越山方面へ向かい阪急岡本駅へ下山しました。

まやっコ
まやっコ

帰りはバスを利用しないで駅まで歩く場合は、、

この分岐で住吉・御影の方へ降りて行ってください。そうすると落合橋に出ます。

アクセス

電車につきましてはこちらのアクセスをご参考にしてください。

落合橋(阪急御影駅)から210円 10分 ※阪急御影駅からは一番近いバス停が落合橋です。

JR住吉駅から 18分 210円

阪急御影駅北側へ出て右側歩道橋を上がり、山の方へ向かいます。JR の場合は駅南側にバス停があります。

まやっコ
まやっコ

住宅街を歩くので、この道順でないと行けない訳ではないです。

斜め右山手へ向かって住吉川沿いへ出て下さい。

歩いていくと前方に消防署があり、その横を進みます。

右手に蘇州園の看板が見えますのでそこを右の細道へ。

そのまま道なりに歩いていくとピンクのみかげ倶楽部が右手に見えるので通り過ぎ、また山手の方へ上がる。

駐車場まできたら右手に曲がる。突き当ったら左へ。そして山手へ。

左手に旧乾邸。通り過ぎてさらに山手へ。そして白鶴美術館。

住吉川に出てきます。山手にバス停が。

これは市バスのバス停。この少し先がくるくるバスのバス停。

バスに乗る場合はここで待ちます。
歩く場合は先に見える落合橋を渡り、右手のマンションの前を通って歩いていきます。

Screenshot
Screenshot

登山ルート

阪急御影駅 20分 ⇒ くるくるバスバス停(落合橋)10分⇒ エクセル東バス停 15分 ⇒ 分岐(打越山方面、石切道方面との)20分 西滝ヶ谷分岐 25分 ⇒ 群生地

バスを利用しない場合:落合橋 45分 ⇒ 石切道登山口

ヤマレコより

※西滝ヶ谷分岐からのルートは手書きになるため変なルートになっています。

登山中のお楽しみ

今日はのんびりハイキングなので、ランチの山飯を楽しむことに。

以前焼肉トラジでのくじ引きの景品に貰ったレトルトのユッケジャン粥、フリーズドライのユッケジャンを持参。コンビニのおにぎりを増して2人分に。

お湯を足して温めて出来上がり(笑)。味は保証されてるので間違いなく美味しかったです。

この写真、美味しさが伝わりませんが(笑)。


まやっコ
まやっコ

今回使用したユッケジャン粥は非売品だったのかオンラインストアにはなかったのですが、フリーズドライはオンラインショップで購入できますよ。

デザートにはスライスしたリンゴとバター、シナモンシュガーで簡単焼きリンゴ。簡単で美味しいでのでおすすめです。

そしてさらにおやつ(笑)。

ベビースターラーメンのピリ辛味。後味でピリッとします、このての物は病みつきになるタイプ。

そして辛くなった口にお決まりの甘いもの。カルディで買ったペイトンズのココナッツが入ったチョコ。これは美味しい!また絶対買います(笑)。

下山後のお楽しみ

ベーカリー

阪急御影駅南側すぐ目の前のビル1Fにある神戸の老舗ベーカリーケルン。本店のある御影の他、岡本、六甲、三ノ宮に数店舗あります。

一番有名なのはチョコクッペ。やわらかめのフランスパンにチョコが挟んだパンですが美味しいです。あと、コロッケパンもおすすめです!この2つは是非食べてみて下さい。

山好きなら惹かれるのが食パンのネーミング。新穂高、蓼科、白馬等。山食、角食、湯種等製法などに違いがあるのでお好みで。

この日は初めてのチョコロング、イチジクチョコとシンプルに美味しいドイツパンを購入しました。

カフェ

ケルンのすぐ隣のビル2F、BB SHEEP COFFEE というボードも可愛く、メニューが良さげなカフェを見つけたので行ってみました。

北海道をテーマにしたカフェらしく、店内は優しい木の温もりを感じる内装で、食材も北海道産を使用されているそうです。

BB SHEEP COFFEE

カフェラテにシナモンロールとチョコマフィン。どちらも少し温めて出してくれます。

アメリカン的ながっつりシナモンロールやマフィンが好きなので、日本の物は足りないことが多いですが、こちらの2つは優しい感じですがしっかりシナモンやチョコも効いていてとっても美味しかったです。

次回は迷って諦めたソフトクリームを食べてみたいです。

阪神モダニズムを感じる散策

神戸線の豪邸エリアと言えば、最初に思いつくのは全国的?に有名な芦屋。

しかしこの御影も実はすごいのです。今も高級住宅街ですが、明治から昭和初期にかけて当時の住吉村は「日本一の富豪村」と呼ばれたそうです。

住友銀行初代頭取、武田薬品社長、伊藤忠創業者、野村財閥、大林組社長等、、当時の日本経済を牽引していた名士が次々と豪邸をこの一帯に建てたそうです。

阪神モダニズムという文化も生まれ、和洋様々な名建築の邸宅は見応えがあります。

旧乾邸

バス停に行く途中にあった旧乾邸は乾汽船の4代目の邸宅として名建築家に建てられました。今は神戸市指定有形文化財となっており、年に2回春と秋に抽選での公開見学になっています。

旧乾邸は様々なドラマや映画等のロケにも使用されています。内装やインテリアもとても素晴らしく、一度見学してみたいので抽選時期を見逃さないようにしないと!

当時は徒歩15分位かかる乾邸から阪急の御影駅までに4邸宅しかなかったとか。1つ1つがそれだけ大邸宅だったということですね。

白鶴美術館

私が載せた白鶴美術館の写真は新館のもの。すぐ前にある本館は本当にすごい建築です。こちらは邸宅ではなく最初から私蔵の貴重なコレクションを一人でも多くの人に見てもらえるようにと美術館として建てられました。

蘇州園

蘇州園もバス停に行くのに通り過ぎた元邸宅です。こちらは日本生命創業者の別邸として建てられ、その後中華レストランとなり、現在はザ・ガーデンプレイス蘇州園としてウェディングレストランになっています。イタリアンレストランとしても利用できますし、アフタヌーンティーも楽しめます。

昔一度だけ参加したイベントで食事をしたことがありますが、純和風の建物ですが、モダンでオリエンタルな雰囲気もありとても素敵だった記憶があります。夜だったのでお庭を楽しめなかったのは残念です。

朝日新聞創設者の旧村山邸も、私蔵のコレクションを展示している香雪美術館が敷地内にあるのですが、今は長期休館中だそうです。

他にもモダンな素敵な邸宅がたくさんあるので建築やアートに興味がある人には特に楽しい散策ができると思います。

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