赤坂山(滋賀県・福井県)

赤坂山

2024年5月4日、滋賀県高島市と福井県三方郡美浜町の境界に位置する標高823.8mの花の山と知られる赤坂山に行ってきました。赤坂山は高島トレイル上にあります。

まやっコ
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高島トレイルって?

高島トレイル

高島市マキノ町の愛発越(あらちごえ)~高島市朽木の三国岳までの全長80㎞。この高島トレイルは「中央分水嶺」の中央部に連なる登山道になります。

中央分水嶺とは日本列島に降った雨が日本海に流れるか、太平洋に流れるかの分岐、境界線で北海道から九州を縦断しています。

トレイルからは北西に若狭湾、南東に琵琶湖を眺めることができます。

トレイル上には避難小屋はなく、テントサイトもありません。テント、食料一式を背負って好きな場所で野営スタイルのスルーハイキングを楽しめます。高島トレイルについてはこちら

花の山へ

JRマキノ駅からバスで約20分、登山口のあるマキノ高原さらさに到着。

バスを降りて直ぐの所にお手洗いやトレッキングセンターがあります。

バスを降りた時に人の多さにビックリしたのですが、GWということもあり、マキノ高原キャンプ場が大盛況のためでした。登山客は思ったほどではなかったです。

このキャンプ場の奥に登山口があるので、ここを通り抜けていくのですが、本当に所狭しとテントが並んでいました。

色んな形のテントがあり、皆さん様々な道具や過ごしやすくするグッズを揃えられていて、どのテントも立派で見ていて面白かったです。

キャンプ場を抜けた先に登山口。横には最後のお手洗いもあります。

始めはしばらく階段です。

所々に標識があるので安心です。

まやっコ
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登山道は分かりやすいですが、もちろん地図やGPS もお忘れなく

階段を上がるとタニウツギが満開でした。

まやっコ
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花の山の始まりの予感(嬉)

上はツクバネウツギ、下はアオダモ。

キョロキョロ花を探しながら歩いていると武奈の木平に到着。休憩できる東屋がありました。

看板前の道を右へ

少し歩くと、待ってましたイワカガミ??が、数日遅かった。。
花の散ったあとの茎だけが所々に残っているけど肝心の花が。(泣)

それでも咲いているわずかなイワカガミを求めて左右見渡しながら歩くと僅かに残ってる花があり、それを必死で探しては撮影。

終わりかけのイワカガミ。
しかし右も左もイワカガミの葉だらけ。と言うことは全部咲いていたら本当すごい景色のはず。

皆さんがYAMAP活動日記でイワカガミロード、イワカガミ祭と言っていたのが分かります。

まやっコ
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イワカガミと書いてますが、赤坂山のイワカガミはオオイワカガミのようです。

まやっコ
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オオイワカガミの方が葉が大きいとか。とは言え、基本的には区別は困難だそうです。

本日会えるのを楽しみにしていたもう一つの花、トキワイカリソウ。辛うじて一つだけ見つけました。

突然トロッコ?林業用ですかね。面白そうなのでちょっと乗ってみたい。

今日は天気が良すぎて汗だくですが、ここに来て沢沿いなので少し涼しくて気持ちいいです。

相変わらず微妙なイワカガミを必死で撮影していると、下山してきた登山者の方がもう少し行くと沢山咲いているよと教えてくれました!

しばらく上がると。。やっと来ましたイワカガミ祭り!

イワカガミ

色の濃いバージョン

薄いピンクバージョン

イワカガミ

先ほどまで終わりかけの花を必死に撮っていたのは何だったのか?と笑えるくらいのイワカガミの大群。右斜面も左斜面もずーーーっとイワカガミが咲き乱れています。

正直ここまでイワカガミロードが続くと想像していなかったのでびっくりです。撮影会で前に進まない。(笑)

また日当たり良好な道に出ました。暑い。

粟柄越に到着。ここで高島トレイルの赤坂山の次の寒風、大谷山方面との分岐になります。

今日は赤坂山の方へ。

赤坂山山頂を目指してもうひと歩き。

これも楽しみにしていたオオバキスミレ。

こちらはニョイスミレ?

山頂が見えてきました。あと少し。

登頂!山頂は360度見渡せる展望です。そんなに広い山頂でもないですが、皆さんここでランチを。私もここでランチにしました。

琵琶湖

一番右奥が伊吹山かな。

トレイルの向こう側、明王の禿(みょうおうのはげ)。あちらまで行って戻る予定でしたが、撮影会で時間を取り過ぎたので今回は赤坂山のみに。

明王の禿は花崗岩が風化してできた荒涼とした地形になっています。

福井県側。この日は霞んでますが日本海も見えるそうです。

お腹も満たし、景色も満喫したので下山します。同じ道を下りていきます。
上りでイワカガミを満喫、お腹いっぱい楽しんだはずだけど、やっぱり撮りたくなる。

イワカガミ祭りを過ぎたあたりで分岐に。

ここで少しの間道が二手に分かれます。上りで通った武奈の木平の道とは違う方で下ります。距離的には同じくらいです。

ガサガサっと音がするので驚いて見ると結構大きな蛇が。(怖っ)

今日はカサカサと何度もトカゲに遭遇し、その度に驚く羽目に。

そして写真の蛇の時以外もトカゲにしては音が大きい時があったので、その時も蛇だったのかもしれませんね。

山にお邪魔しているのは私達なので、向こうがビックリしてるのですが。

サーモンピンク色のツツジが綺麗でした。

おつかれ山(さん)、登山口に到着です。

登山ルート

マキノ高原さらさバス停 ⇒ 10分 赤坂山登山口 ⇒ 1h 武奈の木平 ⇒ 1h粟柄越 ⇒ 15分 赤坂山山頂 ⇒ 13分 粟柄越 ⇒ 1h25分 登山口到着 
コースタイム 約4h 約8.3㎞

YAMAPより
まやっコ
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せっかくの高島トレイルなので、赤坂山と合わせて三国山や大谷山も一緒に歩きたいですよね

明王の禿をプラス

赤坂山山頂からの往復で約50分

三国山をプラス

赤坂山山頂 ⇒ 25分明王の禿 ⇒ 1h10 三国山 ⇒ 1h 黒河峠登山口 ⇒ 1h 黒河越林道口 ⇒ 県道 徒歩⇒ 25分 白谷バス停(白谷温泉)

赤坂山登山口出発のコースタイム 約6h25分

大谷山プラス

赤坂山山頂 ⇒13分 粟柄越 ⇒ 1h10分 寒風 (ここからマキノ高原さらさへ下山の場合約2h)⇒ 40 分 大谷山 ⇒ 2h 登山口 ⇒ 10分 石庭バス停 4h13

赤坂山登山口出発のコースタイム 約6h40分

まやっコ
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コミュニティバス利用ですとなかなか厳しいですが、健脚の方なら可能かな?

アクセス

土日ダイヤで紹介しています。

往路

①JR大阪駅 6:39発→7:13着 京都駅湖西線に乗換→7:23発→マキノ 8:34着 1h55分 1980円 

マキノはICOCA対応駅です

②マキノ駅 9:06発→マキノ高原さらさ 9:27着 コミュニティバス 220円(現金のみ)

復路

①マキノ高原さらさ 15:13発→マキノ駅 15:39着

②マキノ駅15:47発(乗換不要)→大阪駅17:27着

マキノのコミュニティバスはこちらをご参考にしてください

※交通機関の時刻・料金等は計画時に都度ご確認ください。

登山中のお楽しみ

ランチ

材料
  • KALDIのJAMBALAYA(ジャンバラヤ)の素 
  • ご飯(私はコンビニの塩おにぎり購入)
  • 玉ねぎ、パプリカ適量 1㎝角に切っておく
  • ボイルしたむき海老(鶏肉でもいいですよ)
  • ソーセージ 適当な大きさにカット
まやっコ
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ジャンバラヤとは?アメリカ南部発祥のケイジャン料理のひとつ、炊き込みご飯です。

料理手順

①玉ねぎ、パプリカを炒めたら、ソーセージ、海老を入れてさらに炒めます。

②①にご飯を入れて、さらに炒める。

③ジャンバラヤの素を入れて混ぜて出来上がり!

おやつ

本日持参したおやつのしょっぱ系はこちら、

アンドザフリットのフレンチフライをスナックにしたドライフリット

左の半生ドライフルーツは浅間山に遠征に行った際に寄ったTSURUYAで購入していたものです。これがめちゃ旨で、確かに半生です!もっと買って帰れば良かったと後悔です。

ネットで見てみるとオンラインショップがありました。このしらぬいも美味しかったですが、他も食べてみたいです。

右の塩けんぴ、私は雑貨店で見つけて購入しましたが、コンビニでも売っていたような気がします。今日はとっても暑かったので、ベトベトになっちゃっているかと思いましたが全然で、塩というだけあって甘すぎず美味しかったのでおススメです。

下山後のお楽しみ

下山後に汗を流して帰るなら、バス停前にあるマキノ高原さらさがあります。

日帰り湯は大人750円です。

私は館内でソフトクリームを購入、美味しかったです。暑かったので生き返りました。

外の売店でもソフトクリームは購入できますが、こちらの方が涼しい中で座って食べれるのでおススメです。

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