2024年4月13日、滋賀県の南部に位置する堂山に行ってきました。
堂山は太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳、猫背山の山々と合わせて湖南アルプスと呼ばれています。その中で一番ポピュラーなのが堂山かなと思います。
堂山の標高は384mですが、滋賀県の金勝アルプスと同じく巨岩奇岩を楽しめ、美しい堰堤を見ることができるバラエティなルートは高さでは測れない面白さがあります。
岩あり、渡渉あり楽しい堂山
JR石山駅からバスで約25分。アルプス登山口に到着。低山ですがバス停の名前もテンション上がります(笑)。
先ずバスを降りてビックリ!!目の前に見えるのはアルプスに似合わない工事中の高速道路がで〜ん、と聳え立っています。
なんだか。。ま、気を取り直して標識の方向に進み、工事現場をくぐり登山口へ向かいます。開始しばらくは舗装路を歩きます。
少し歩くと一見入りずらいお手洗いが道路下にあります。見に行ってみるとありがたいことに想像したより(すみません)ずっと綺麗に管理いただいてて、有り難く使用させて貰いました。
今回は堂山だけのコースです
堂山はぐるっと一周なので、時計回りのコースと、反時計回りのコースとお好きな方で。
時計回りの場合はここを降りて川を渡り登山道に入っていきます。
反時計回りの場合はもう暫く舗装路を歩きます。
今回は時計回りコースにしました。
最初の渡渉で石がないところもあり、片足半分ドボン。気にせず先を進みます。
川を渡るとシダに岩に独特の世界です。六甲あたりとは全く違う風景。楽しいです。
水流を挟んで右へ左へ渡渉しながら登っていきます。楽しい!
ツツジがたくさん。まだこれからの蕾のものから満開のものまで、しばらく楽しめそうでした。
美しい堰堤。
琵琶湖が見えました。比叡山の方面だと思うのですが。
川を行ったり来たりも終わり、登って行きます。
堂山登頂!山頂からの展望はとっても良いです。
ランチには山頂は広くないので、少し先に進んで様子をみることに。
一旦岩岩を下りて、巻いて向こう側へ。補助のロープもあり岩が大きいけど難なく下りれます。
あちらに先ほどの堂山山頂が。こちらもさほど広くはないですが、丁度いい岩があったのでこちらでランチ休憩。
反時計回りだと山頂と騙されてしまうようで、上がってこられるとここじゃないんだーって、方達が結構多かったです。
ランチにおやつも堪能したので再出発。
巨岩奇岩にツツジを楽しむ道が続きます。
琵琶湖も見渡せ景色も最高です。
ダムはまだ先ですが標識が。
この辺りからまた川の渡渉やシダの世界に入ります。
迎不動の方へ。
突然開けたと思ったら。。ここ何処って感じの砂地です。
阿弥陀ヶ原。この先の鎧ダムの上部になります。マーキングがあるので見落とさないように砂地と松林(近隣の学校が植樹されてました)の中を歩いていきます。
堰堤も楽しんだので、先に進みます。
この後にさらに素敵な迎不動堰堤が見れるので楽しみに先を進んで下さい。
右へ左へ渡渉です。
本当にバリエーションがあり、景色も飽きることなく変化するので楽しいです。
ショウジョウバカマにも出会えました!
迎不動堰堤、通称新オランダ堰堤に到着。
この堰堤は2000年建造と新しい堰堤ですが、オランダ人技師ヨハネス・デ・レイケの指導によって建てられた滋賀県最古の金勝アルプスにあるオランダ堰堤と同じ形を継承しています。
しばらく眺めていても飽きない美しい堰堤でした。
最後の渡渉。反時計回りの際の登山口に到着。
迎不動
ここからアルプス登山口バス停へは舗装道路で戻ります。
反時計回りの登山者の方が多いなと思いましたが、こちらの登山口に駐車スペースが何箇所かあるせいですね。
お天気もよく、堂山満喫。おススメです。
登山ルート
アルプス登山口バス停 ⇒ トイレ ⇒ 10分天神川ダム堂山登山口(時計回りの分岐) ⇒ 1h20堂山山頂 ⇒ 50分鎧堰堤 ⇒ 25分 迎不動産堰堤 ⇒ 5分 迎不動⇒ 30分 アルプス登山口
コースタイム 約3h30分 6.4㎞
せっかくの湖南アルプスなので縦走もいいですよね
まずは笹間ヶ岳をプラスした場合
湖南アルプスの主峰太新山をプラスして
もちろん、太神山、笹間ヶ岳のピストンもいいですよね。
アクセス
大阪駅からは乗継等含め1時間15分程です。
バスは交通系ICカードは使用できません。現金のご用意を!
※交通機関の時間・料金等は都度ご自身でご確認下さい。
登山中のお楽しみ
山飯
今回のランチはお餅のラザニアもどきです。
①お餅が漬かるくらいのお水を沸騰させ、お餅を投入。
②ミートソースを入れる。
③煮立ったらチーズをのせて、とろけたら完成!
私はトマトたっぷりミートソースを使用。ボロネーゼの方がよりラザニアになったかも(笑)
使用しているのはモンベルのフライパン18です。
モンベルのフライパンは16㎝、18㎝、20㎝とあります。2人分を調理することもあるので購入時に迷っていると、1人分なら16で十分だけど、18の方をおすすめと。調理する物によっては16でも事足りますが。とアドバイスいただきました。
実際18を購入して使用してみると、2人分ならやはり18が使い勝手がいいです。もちろん1人前のみなら16で間違いないと思います。
おやつ
今回持参したコーヒーのお供は、、
こつぶっこの黒糖シナモン味とスイートポテトかりんとう。こつぶっこって懐かしい!しかも黒糖シナモン味ってことで即買い。美味しい!
かりんとうの方は、スイートポテト味が甘ったる過ぎる味付けかどうかな?と思いましたが、良い感じの味でとっても美味しくどちらも買って正解、大満足。
今回は最近購入したモンベルのアルパインサーモボトル500mlで持参したお湯でコーヒーを。
家で熱湯を入れてから5h弱。まだまだ熱湯です。
もともとガスを購入前に山でカップ麺を食べてみたくて0.9mlを購入。二人分のカップ麺とコーヒー1杯くらい作れます。
しかしガスを買ったのであまり出番がなくなり逆に小さいのが欲しくなりこちらを購入。
よく購入を迷うのが、このモンベルのボトルと山専ボトル。正直大きく違うところはないかなと。個人的にはお値段でモンベルの方にしました(笑)。
ただ他のサーモボトルと比べるとこの2つの保温・保冷の持続力は高いので、山に持参するようでしたらこのどちらかがおススメです。
下山後のお楽しみ
伽藍堂のカキ氷
石山駅周辺で休憩をして帰ろうと。この日は物凄く暑かったので、美味しそうなカキ氷の種類が沢山あった伽藍堂に行ってみました。
駅から徒歩5分ほど。大通りから路地を入って、さらに路地に。レトロな佇まいの1軒家が店舗です。
待ちの人達がいたのですが少し待つだけで入れました。
カキ氷のメニューが多くて(しかもトッピングも色々できます)迷いましたが、黒糖きな粉に粒あんプラスとグレープフルーツかき氷に果物系に合うとオススメのカスタード入ホイップクリームをプラス。
デカっ!この大きさだと食べきれなくなることもありますが、ここの氷はフワフワだから難なく食べ切れちゃいました(笑)。
観光
石山と言えば、、紫式部ゆかりの石山寺。せっかくなのでここまで来たら訪問をオススメ。という私は寄ってませんが。
自家用車だと帰りに15分ほどで寄れるのですが、公共交通機関だと一旦駅に戻り、またバスか京阪電車に乗らないといけないので、かなり強行スケジュールにはなります。(笑)
こちらも公共交通機関での登山には難しいですが。。
滋賀県を代表する銘菓叶匠寿庵の寿長生の郷という叶匠寿庵づくし村?があります。
私もぜひ一度行ってみたいと思っていて、今回も登山後のお楽しみに是非寄りたかったのですが、やはりこちらも石山駅に一旦戻り、になるので無理でした。
でもこちらはここだけのために行き、ゆっくりいろいろ食べ尽くす方がいいですね。
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