由布岳
初めての九州遠征は由布岳。2020年11月、今となっては懐かしく思うGO TOトラベルを利用し、どこか旅行ついでに 雪山でない登山をプラスしたい。ならば西へ、九州ならば、ということで温泉で有名な湯布院と由布岳に決定!
しかしこの2週間前に摩耶山でコケてしまいお尻を強打。ものすごく痛い。。以前お尻を骨折した時と似ているなと嫌な予感が。
かなり強い打撲で痛みがひどいけど骨折はしてなかったので、何とかならないかと整骨院に行き、登山できるようにして下さーい、とお願い。旅行までせっせと通院し何とか行けそう??というコンディションでの山行でした(笑)。
フェリーで大分へ、船中2泊、湯布院1泊の3泊4日の山旅です!
湯布院温泉街のメインストリートからの夕陽に染まる迫力ある由布岳。
温泉街からバスで登山口に到着。
雄大さに圧倒されながら登山開始です。
最初は紅葉の樹林帯を歩き始めます。
由布岳は西峰、東峰の双耳峰の山で最高点は西峰。西峰の方は鎖のある岩稜を登ることになるので難易度が上がります。
けがをする前は西峰にもチャレンジする予定でしたが、万全ではないので今回は東峰のみの山行にしました。由布岳の登山道はよく整備されており、東峰往復なら初心者も大丈夫です。
向こうに見えるのは九重連山??とても天気が良く見晴らしが抜群でした。
このあと頂上直下の西峰と東峰の分岐マタエに到着した途端、強風にさらされ身動きできなくなりました。
事前にマタエは風の通り道で強風に注意ということを知ってはいましたが、想像以上でした。
立っていると飛ばされそうなので岩場の影で腰を下ろし、凍えそうに寒いので急いで上着を着て手袋をし、じっと風が止むのを待ちました。こんな風にさらされたのは初めてでした。
少し風が納まり立てるようになり、ようやく東峰に向かいました。
東峰山頂からの眺め。
ちょっと分かりずらいですが、山頂付近には霧氷が。枝が薄っすら白く見えるのが霧氷です。
こちらは西峰、険しい岩岩です。今回は断念。
なんとか痛みに耐えながら無事登頂、下山できました!振返った由布岳が本当に美しかったです。
マタエで強風にさらされる前のスマホはまだ十分充電が残っていたはずですが、強風が止んだ後、写真を撮ろうとスマホを出すと私の充電はかろうじて写真が撮れるくらいしか残ってなく、もう一人は充電0でした(驚)。温度が低いとスマホの充電がなくなると聞いたことがありましたが、びっくりしました。皆さんもご注意を!
登山ルート
由布岳正面登山口 55分→合野越 1h20分→マタエ(分岐)15分→東峰 15分→マタエ 1h→
合野越 40分→由布岳正面登山口 コースタイム4h25分 5.9㎞
西峰プラス:マタエ⇔西峰 往復30分
お鉢巡り:マタエ→西峰→東峰 1h20分
※自分のレベルに合わせたルートを選択してください
由布市のホームページに登山マップがありますのでご参考にどうぞ。
価格:2090円 |
関西からのアクセス
大阪発
到着後の過ごし方は?
①フェリーターミナルからは7時台と8時台の2本に乗車できるので湯布院へ直行、一日湯布院満喫。
②私のように別府で温泉、ランチ等を楽しんでから一番近いゆふりん号のバス停から湯布院へ向かう。
おススメ👍
私は途中鉄輪で降車して蒸しプリンを食べ、またゆふりん号に乗りフェリー乗り場へ行きました。
神戸発
私は大阪南港発でも神戸六甲発でもアクセス的にはどちらでも良かったのですが、湯布院へのアクセスを考えた時に、大阪からの到着港の方がゆふりん号を利用し易いので便利かなと思いました。
神戸発の場合は到着の早い時間、日~木出発の方が時間的に余裕があっていいかなと思ったのでそちらの時間で下記のようなスケジュールにしてみました。
※公共交通機関の時刻等はご計画時に都度ご確認下さい。
登山前のお楽しみ
フェリーは早朝に大分到着なので、私は湯布院に行く前に別府で温泉とちょこっと観光、そしてランチを楽しみました。
別府で食べるなら、、調べてみてお寿司かとり天のどちらか食べたいなと。そして選んだのが、亀正くるくる寿司。大人気のお店でコロナ禍の月曜でしたがかなり待ちました。しかし、待った甲斐があり、新鮮でめちゃ美味しかったです。
大分と言えばの関サバ・関アジも食べれます!地元の人も多いのでしょうが、別府近隣ナンバーの車がたくさん来ていました。
帰りに食べれたらと、決めていたとり天で有名なレストラン東洋軒。残念ながらタイムアップで私は食べ損ないましたが、こちらもとっても美味しそうなお店です。こちらは港から徒歩約12分です。
乗車したタクシーの運転手さんのおすすめは鉄輪温泉でした。フェリー乗り場からバスやタクシーで行けるので、こちらに寄ってから湯布院(ゆふりん号が停車します)に行くのもいいですよね。私も鉄輪温泉に入ってみたかったです。湯には入れなかったけど帰りに寄ってちゃっかり温泉蒸しプリンは頂きました。
下山後のお楽しみ
由布岳下山後は温泉街にいったん戻り、最後に温泉へ。日帰りの湯もいくつかあり、私は泊まっていた宿、ほたるの宿仙洞も日帰り湯がOKだったので、荷物も預かってもらっていたのでそちらで汗を流しました。
ランチには湯の岳庵、こちらは高級旅館亀の井別荘敷地にある施設です。サービスもお店の雰囲気も、そしてお料理もとっても美味しく大満足でした。
同じ敷地にある雑貨店鍵谷もいろいろ素敵な物が販売されていて、お土産に自宅用にといろいろ買ってしまいました。
温泉街にはたくさん飲食店等があるので帰りのバスまでランチやお買い物をして過ごすことができます。
九州初は・・・
冒頭で初九州遠征と書いていますが、、、本当のところは2度目です(笑)。初は百名山の一つでもある開聞岳(鹿児島)。しかし、こちらは公共交通利用ではなく他人の山行にのっかった便乗登山で、ただ登頂したという事実のみのお楽しみのない、思い出のない(雨で山頂の眺望もなかったりと)山行となってしまったので、由布岳を初にしました(笑)。
開聞岳も由布岳と同じく独立峰。初心者でも大丈夫な登山道でひたすら登る感じです。由布岳の豊後富士に対してこちらは薩摩富士と呼ばれており、由布岳と同じく山容がとても美しい山です。
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