富士見の縦走
2022年4月上旬、山梨県の杓子山から石割山へ憧れてた富士山を見るための遠征記録です。
静岡県、山梨県内で富士山の見える角度や大きさ、アクセスの良さ等色々考慮し候補を絞り、
その中で杓子山と石割山の二つは縦走できることに気付きこのコースに決めました。
関西在住だと近隣登山で富士山を見ることはないのでとにかく感動でした。
この日はお天気もよく本当にきれいに富士山を見ることができました。
直前の活動記録を参考にもう登山道に雪はほとんど残ってかなと思ってたら、石割山への最後の上りに解けた雪が結構残っており、足元の悪い道が縦走最後の疲労した体には結構キツかったです。
雪を頭に覆われたいわゆる富士山という美しい姿を見るには、やはり2月頃までの秋から冬の空気が澄んだ時期の方がベストシーズン。今回4月だったので少しでも霞まず綺麗に見える日をと、毎日富士見予報と天気予報をチェック、参考にして登山日を決めました。結果、運良く最高の1日となりました！
登山コース
不動の湯（御手洗い有）→大権首峠→杓子山頂→子ノ神→立ノ塚峠→二十曲峠（御手洗い有）→石割山山頂→石割神社→石割山ハイキングコース入口
約10Km コースタイム6ｈ15
杓子山山頂まで約2時間、杓子山から石割山が約3時間半。石割神社からハイキングコース入口まで1時間と結構長かったです。
全体的に標識も多く登山道はわかりやすかったです。といいつつ私は出だしで予定のコースとは違うコースへ行く登山者について行ってしまい30分程ロスしてしまいました。
歩き始めて最初の富士山が来ましたー！！
目の前に感動の富士山の姿が！！そして写真でよく見ていた鐘♪
南アルプスが見えています。
本当に富士山の姿を拝みながら歩けます。本当に素敵な縦走です。
途中も何ヶ所か雪が少し残ってる箇所はありましたが、この石割山への最後の道は雪がかなり残っていて、かなり歩くのが大変でした。
石割山山頂から１５時前の富士山の姿。うっすらとしてましたが、光が差し込み神秘的でした。
登山の最後はパワースポットで有名な石割神社へ下山。
御神体の大岩の割れ目。この隙間を３回通れば幸運が開けるとか。。私は特に信心深くないので（笑）試しに1度だけ通ってみました。
関西からのアクセス
①夜行バス（フジヤマライナー）大阪駅前22：15発（天王寺→難波→の順）→富士山駅8：30着
②富士山駅→不動湯（登山口）タクシーで15分～20分 2500円（位だったかと）
＊駅から不動湯までタウンスニーカーという循環バスがあるのですが、9時台に1本で、待つ時間が勿体ないのでタクシーにしました。
河口湖駅20:47発→大阪駅前6:53着→近鉄難波駅7:13着→終点天王寺駅7:34着
河口湖駅周辺の方が飲食店が多そうだったので帰りはこちらから乗車しました。
フジヤマライナー3列シート：片道8,900円（4列シートは6,900円のようです）
下山後のお楽しみ①
石割神社登山口に下山した後もそのまま歩いていくと石割の湯で汗を流していくことができます。
私たちは時間があまりなく、ゆっくりできませんでしたが、綺麗な施設で、軽食が食べれる食事スペースもあり、もっとゆっくりお湯につかりたかったです。
山中湖平野温泉石割の湯
ここから河口湖駅（富士山駅も通り道です）へはふじっ湖号で。周遊バスで本数は少ないのでご注意を。石割の湯から徒歩約10分でバス停平野。
ここから約１時間。17：02発に乗車すれば18時（道路事情によりますが）に河口湖駅に到着です。バスから夕陽に染まり消えていく富士山を眺めることができました。
河口湖駅からの富士山。通勤の行き帰りにこの風景が見れたら毎日テンションが↑。って住んでいたら当たり前になるからそうでもないのか？？
下山後のお楽しみ②
登山の締めの夕食はやっぱり山梨名物の「ほうとう」を食べて帰るべきかと。私、お初です。
帰りのバスを河口湖駅からにし、駅前のほうとう不動 河口湖駅前店へ。民芸調で雰囲気が素敵です。
こちらのお店のほうとうのメニューは「不動ほうとう」のみで特にほうとうに種類があるわけではなかったです。
そして運ばれてきてびっくり！具材たっぷりで、大盛なのかと思うほどの量で美味しくお腹一杯食べれました。というかスミマセン、食べ切れなくて残してしまいました。
振り返ってみて
今回私は富士見登山のみを満喫する行程で、下山した石割神社以外の観光は全くない山行でした。
せっかくここまで来たので、杓子山往復＋観光、石割山往復＋観光で周辺の観光名所と組み合わせての欲張り登山旅行もいいのでは。
1泊２日すればそもそも観光もできたのですが（笑）いや、しかしこの1泊分を次回の山行に！
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