北アルプス最後の秘境へ①(折立から雲ノ平)

縦走1日目、2日目

2022年7月22日~25日の3泊4日、去年ついに憧れの雲ノ平へ縦走したときの記録です。

雲ノ平という場所を初めて聞き、映像で見てから4年。最高の4日間でした。憧れていた雲ノ平は本当に最後の秘境という名にふさわしい場所でした。

1日目、折立から太郎平小屋へ。出発時は快晴でしたが、途中から雨が降り始め若干気持ちも下降気味になりながらも初めての高山植物に興奮しているうちに太郎小屋に到着。

太郎平小屋へ到着。

雨が止み、姿を現した薬師岳、この山もいつか登ってみたい。

2日目、予報通りの雨、しかも心が折れそうに激しく。。雲ノ平でランチを食べる予定で6時前には出発のつもりでしたが、少しでも雨足が弱まるのを待っての遅れて出発。

小屋で知り合ったソロのN子さんと一緒に雲ノ平へ向かいました。

薬師沢小屋を出発、この後の雨の中の登り返しはキツかった。

木道に出た頃には雨もやっと止み。ワクワクの気持ちで疲れも忘れ、滑る木道を歩き続けました。小屋が見えた時はただただ感動ものでした。

ついに雲ノ平へ!!

気持ちのいい木道が続きます、でも濡れて滑りやすいので慎重に。

ついに来ましたぁ雲ノ平山荘、感動はMAX!!

雲ノ平山荘に着いた頃には快晴に変わり、見たことのない美しい素晴らしい景色に感動。

楽しみの一つだったランチが食べれなかったのが残念ですが、代わりにケーキセットを頂きました。美味しすぎる!

山小屋でこんなケーキが食べれるなんて。しかもこのロケーションで!世界一贅沢な時間です。

夕食までは水晶岳に向かってスイス庭園の方へ散策。夕食もとっても美味しく、山小屋泊で初めてお代わりしました(笑)。夕食後は黒部の歴史のスライド会に参加。

左上:クロユリ 右上:イワカガミとアオノツガザクラ 左下ハクサンシャクナゲ 
右下コバイケイソウ

沢山の花が咲き乱れていました。

水晶岳、かっこいい。

どこから見ても素敵な雲ノ平山荘。

夕焼け染まっていく。。美しい。

夜明け。

どんなに見続けても飽きない、神々しい朝。笠ヶ岳と黒部五郎岳。

お花畑に、夕焼け、星空、朝焼けと全て堪能、至福の雲ノ平でした。私たちはこの素晴らしい景色を守る努力をしないといけないと思わされました。

登山ルート

【1日目】薬師岳登山口(8:30)→太郎平小屋(12:30) コースタイム:4h30

【2日目】太郎平小屋(8:00) →薬師沢小屋(10:35着)お手洗い・水補給 →アラスカ庭園(13:15着)→雲ノ平山荘(14:20着)

 コースタイム5h50 私は休憩を入れて6h30ほどかかりました

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関西からのアクセス

①大阪梅田(阪急三番街)21:50→富山駅前5:52 阪急高速バス 6500円

②富山駅6:10→折立8:10 直通バス 4300円
※途中アルペン村というコンビニがある所で休憩停車。ここでお手洗、買物ができます。

 富山駅到着後少し時間があるので、既に空いている富山電鉄の待合所で朝ごはんを済ませました。
 ※交通機関の時刻・料金等は都度ご確認下さい。

登山中のお楽しみ

山小屋では小屋ならではオリジナルのグッズが売られています。手ぬぐい、Tシャツ、ピンバッチ等。

今回泊まった3つの小屋で見たTシャツはMont-bell,NorthFace,Salmon等のメーカーの登山用の機能Tシャツでした。

太郎平小屋はTシャツの種類も多く素敵なデザインの物もあり惹かれましたが、、雲ノ平でTシャツをゲットしようと心に決めていたので(笑)、そこはブレずに我慢。ナルゲンボトルも可愛かったです。

そして雲ノ平では迷いに迷い、小屋でしか買えないTシャツ(ネットで買えるTシャツもあったので)と熊のピンバッチを買いました。

背中に雲の字、渋い。ピンバッチはどれも可愛く迷いましたが、熊のバッチに。

登山中にはいろいろな出会いがあるのも楽しみの一つ。雲ノ平までご一緒したN子さんとは同じルートの縦走。雲ノ平小屋では偶然同室、3日目は別行動でしたが、最終日の新穂高へも一緒に下山しました。

他にも雲ノ平山荘で同室だった方々、山頂で出会った方々、皆さんとの登山話は楽しく、今後のためにもなり、ほんの数分から1,2日の関係ですが、素敵な出会いに感謝です。

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